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【第6回目】「希望をはこぶ人」アンディ・アンドルーズ 著のレビュー

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希望をはこぶ人

君は、砂の上に腰を下して
イワシとソーセージを食べていると言ったね。
私は浜辺で海の景色を眺め
潮の香りを満喫しながらごちそうをいただいたよ。
【希望をはこぶ人】

こんにちわ、STAFF-Bです。
第6回目は、「希望をはこぶ人」アンディ・アンドルーズ 著 です。

人生において、”立ち止まった時”に、”立ち止まりそうな時”に読んで欲しい本です。

登場人物たちは、さまざまな課題を持つ人達です。
そんな彼らが、ジョーンズと名乗る老人と出会うことで、人生の見方を学んでいくというストーリー仕立てになっている自己啓発本です。

 

自己啓発本は、好き嫌いが分かれやすい本でもありますが、ストーリー仕立てになっていて読みやすい本となります。また、ジョーンズという人物像が優しく人に寄り添う姿に、人としての”大切な何か”を学ぶことでしょう。

とくに、自分の視野が狭くなっているときや、なにかに固執してしまっているタイミングにおいて、これを読んでおくと、心の中にいつでもジョーンズが表れてくれることでしょう。
そして、自分の視野の狭さを、ジョーンズの語りで、本の中のセリフから思い出させてくれることでしょう。

 

私は君に『小さなことにこだわれ』と言うためにここに来たんだ。なぜだかわかるかい? 人生全体を形づくっているのは、小さなことだからだよ。

君のような考えの人はたくさんいるが、そういう物の見方は歪んでいる。なぜなら、広い視野に立って物事を見ると言っておきながら、それが小さなことから成り立っていることを理解せず、小さなことをないがしろにしているからだよ。

自分がこだわっている、ひっかかってしまった喉に小骨がひっかかったような問題についても、こだわりかたをジョーンズがそっと「見方」を変えるヒントをくれます。

 

きっと、この本(ジョーンズ)を通して「物の見方」という知恵を授けてくれることでしょう。

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